ライセンス

会議室はまったくの観測範囲外なのでよく分からんが、「これこれの条件下で再利用可」のものに関して、改変物の配布者によるその旨の説明が抜けていた(怠った)ことをトリガにして、義憤(のようなもの)にかられたよく分からない第三者が暴れているところ、という状況だろうか。

CreativeCommonsの(たとえば)Attribution-ShareAlikeのライセンスが設定されているもの(画像でもテキストでも何でも)を改変して作ったものを公開する際に元の著作者を示さなかったり、同じCC BY-SAのライセンスを設定してなかったらトラブルになりますよ、という教訓みたいなものと了解してさほど間違いでもなさそう。

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アレな人に絡まれるのを回避する手段として、フリーソフトウエアの開発者は「免責事項」をしっかり書いておきましょう、みたいな話。

追記 7.23

今回は作成者(ghostさん)の手を離れた場での諍いっぽいのであまり関係ないのでは。どんな磐石な事項を明記したところでちゃんと読まない人はどうしても出てくるので。

http://b.hatena.ne.jp/im45-50s/20100723#bookmark-23449564

ghostさんがちゃんと書いておいてくれたらよかったのにね、という話ではなくて、今回の件は「これこれの条件でOKとメールで言われた」旨の説明をframelinerさんがすっぽかしちゃったのがとりあえず拙かったのだろうかねえ、ぐらいの認識です。当人も上記エントリ中でその点を「全部わたしが悪うございました」みたいに述べていたようなので。
でも「これこれの条件で」と言ってるものが本物かどうかは第三者には分からないので(2ch鉄道模型板に書かれた怪文のような「偽物」が出回ったりするわけだし)、最終的には「それってホンマなん?」とオリジナルの作成者にその都度問い合わせるしかないわけでしょう。そうなると結局ghostさんがそれを最初から一筆書いてWeb上に上げとけばいろいろ面倒くさくないのに、みたいな話にはなるかもしれませんけども。*1
それを「ちゃんと読まない人」に関してはここにこうこうこれこれの記述があるけど読んでないだろ?(だから改変物の配布をしても問題はない)と指摘してあげれば良いだけの話です。というか、そのための予防線です。

*1:そういう趣旨のテキストを、過去にブログのエントリだったか掲示板だったかで見たような気もするのだが、気のせいだろうか。