部品の欠けたレイアウト

そういえば今時の「レイコン」(レイアウトコンテスト)はスーパーバイザー諸兄による開催(という建前)じゃなくて、名実ともにメーカー主導なんですね。

また部品の欠落の弊害として、スクリプトを使用している部品がないとビュワーが開けないということがあります。これは去年のレイコンでも言及したけど、未だ解決していないところをみると見たければ部品を買えというスタンスなんですね。去年のレイコンの総評で自動運転について色々と言及したいたのに自動運転レイアウトを出展するとほとんどの人が見れないという訳の分からん状況になっています。

制作者は何も悪くないんですけどね。

個人的にレイアウトを投稿するなら仕方ないですが、レイアウトコンテストという公式の行事であり、ダウンロードページにVRM4、VRM5、VRMONLINEとあたかも全てのバージョンで見られるように表示しているからにはVRM4以外でも見れるようにチューニングしてほしいものです。

レイコン2010 VRM×VRM/ウェブリブログ

メーカーやサービス提供者はこれを何とかするのが当然、という言い方になっているところはちょっと首肯しかねる(同意しにくい)のだけど。もしかしたら商売上はこのやり方が一番旨みがあるのかもしれないので、仮にそうだとすれば、それを止めろとユーザ数名が声を上げてもまあそういう方向で話は進まないでしょうね。

「公式」「行事」だからどうこうすべきというのも、結局のところ、それはやはり制作者の側の問題じゃないのかなあという印象。できるだけ多数の人に見てもらいたければ、そのようなレイアウトの作成を工夫すればいいし*1、逆に(たとえば)パーツの販売促進に貢献(?)するために敢えて「全部買った人でないと見られませんよ(ニヤリ)」という内容のものを公開するのも作戦としては一応アリですよね。

*1:例えば「スクリプトは最小限しか使わない」という状態が最適解だったとして、そういうものがコンテストの入賞に関して有利か不利かという点はとりあえず考えずに言ってますが。自分の作品を見てもらえるか見てもらえないかレベルの話限定で、ということにしておく。